先日、高齢者生活支援サポートセンターが主催する「認知症サポーター・ステップアップ講座」に参加した。これは、認知症の人の意思決定の支援という視点をもち、よりよい支援について考える機会とするというもの。
65歳以上の高齢者の認知症有病者数の将来推計では、令和7年には700万人を超え、実に5人に1人が認知症になるとされている。この時代、認知症はまさに「自分事」として捉えるべきテーマでもある。
現在携わってる「介護相談員」及び「高齢者生活支援サポーター」は認知症サポーターの機能も併せ持つことを再認識した次第。
自身が接触する方々が、その能力を最大限生かして、日常生活や社会生活を自らの意思決定に基づいて送ることができるよう、傾聴の姿勢をもって必要とする支援を提供できる努力をしたい。それはとりもなおさず、近未来の自分自身への支援にもなろう。
相談室より 9月