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感染症
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2025.06.28 07:37
鎌倉市在宅医療・介護連携相談センター
R7年6月22日時点でのインフルエンザ、コロナウイルス感染症患者数の報告です
鎌倉市の皆様へ
コロナ、インフルエンザともに少なく落ち着いています。
急性呼吸器感染症(コロナ、インフルエンザ以外の呼吸器感染症)数(上の方の折れ線グラフ)も横ばいです(新しい感染症は出ていないことを示唆する)。

拡大画像

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藤沢市で、麻疹(はしか)が発生しました。大人もかかることがあります。
麻しん神奈川県では、2025年25週に10例の麻しん患者の発生が報告されました。麻しんは、麻しんウイルスによる急性の感染症です。感染経路は空気感染、飛沫感染、接触感染で、感染力が非常に強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ確実に発症します。発熱、咳、鼻水、のどの痛み、目の充血等が数日続いたあと、高熱と全身の発疹が出現します。また、肺炎や中耳炎、脳炎を合併する場合もあります。特別な治療法はなく、対症療法(症状を和らげる治療)が行われます。予防にはワクチン接種が効果的です。日本では、予防接種法に基づく定期接種として、1歳で1回目、小学校入学前1年間に2回目のワクチンを、原則、麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)で行うことになっています(全額公費)。また、2024年度に定期接種の対象であった方で、2024年度内にMRワクチンの偏在等が理由でワクチン接種ができなかった方については、2025年4月1日から2年間、定期接種として公費で受けられることになりました(特例措置)。2025年は麻しんの流行している国が多くなっています。海外渡航前に予防接種歴を確認しましょう。
(グラフは神奈川県感染症情報センターHPのもの)文責 相談センター 宮下明
コロナ、インフルエンザともに少なく落ち着いています。
急性呼吸器感染症(コロナ、インフルエンザ以外の呼吸器感染症)数(上の方の折れ線グラフ)も横ばいです(新しい感染症は出ていないことを示唆する)。

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藤沢市で、麻疹(はしか)が発生しました。大人もかかることがあります。
麻しん神奈川県では、2025年25週に10例の麻しん患者の発生が報告されました。麻しんは、麻しんウイルスによる急性の感染症です。感染経路は空気感染、飛沫感染、接触感染で、感染力が非常に強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ確実に発症します。発熱、咳、鼻水、のどの痛み、目の充血等が数日続いたあと、高熱と全身の発疹が出現します。また、肺炎や中耳炎、脳炎を合併する場合もあります。特別な治療法はなく、対症療法(症状を和らげる治療)が行われます。予防にはワクチン接種が効果的です。日本では、予防接種法に基づく定期接種として、1歳で1回目、小学校入学前1年間に2回目のワクチンを、原則、麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)で行うことになっています(全額公費)。また、2024年度に定期接種の対象であった方で、2024年度内にMRワクチンの偏在等が理由でワクチン接種ができなかった方については、2025年4月1日から2年間、定期接種として公費で受けられることになりました(特例措置)。2025年は麻しんの流行している国が多くなっています。海外渡航前に予防接種歴を確認しましょう。
(グラフは神奈川県感染症情報センターHPのもの)文責 相談センター 宮下明