介護タクシー：一般のタクシーではあるが、運転手に乗降介助のできるヘルパー資格や救命講習などの資格を修得して配置したり、車椅子を積載できる特殊用途自動車の登録をして運行している場合もあります。

介護タクシー＋訪問介護事業所：法第78条により規定され、訪問介護事業者の指定を受けた事業者との契約に基づき、ケアマネジャーのプランによって利用可能と なるため要介護認定者に限って利用出来ます。また、この場合にあっても法第4 条において福祉限定許可を得て、運転者が2種免許を持つ場合は、介護保険の対象者 に限らず、病気やケガの人も利用は可能です。（但し一般の人は不可）利用内容はケアプラン以外も可能ですが、一般のタクシーのように流し営業は出来ません。

福祉有償運送：2006年に道路運送法（以下「法」とする）が改正され、NPO等による自家用自動車を使用した有償運送は、自家用有償旅客運送として、第78 条第 2項に規定され、タクシー等の公共交通機関によって身体障害者や要介護認定者等に対する十分な輸送サービスが確保されない場合において、NPO 等の非営利法人 が実費の範囲内で、営利とは認められない範囲の対価によって、定員11人未満の自家用自動車を使用して、会員に対して行う、個別輸送サービスです。

自家用車民間：タクシー事業者による営業。有償で旅客を輸送する事業を行う場合は、国土 交通大臣の許可を得て、営業用自動車（青ナンバー) を使用し、2種免許を持った 運転者が従事する、個別輸送サービスです。